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「現在の貯蓄状況に不安」が66% ―SMBCコンシューマーファイナンス調査 : リタイア時に安心できる貯蓄額は?

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コロナ禍前より自由に使えるお金も貯蓄も増えた。でも、今のままで将来が不安―30・40代の金銭感覚。

「毎月自由に使えるお金は3万192円」―SMBCコンシューマーファイナンスが30代・40代の男女計1000人を対象に2月初旬に実施したインターネット調査で明らかになった。コロナ禍前の2019年12月に実施した調査より3307円アップ。ただ、回答の分布を見ると、「1万円以下」と答えた人が30.4%、「0円」も6.4%いた。

貯蓄額の平均は283万円。2019年12月調査時の192万円から91万円増加した。世代別にみると、40代は162万円の大幅増で364万円だった。

同社は、「テレワーク・外出自粛による必要費用の減少や、10 万円の定額給付金の受給、先行き不安感からの貯蓄志向の高まりなどが影響しているのでは」と分析している。

とはいえ、現在の貯蓄額で満足しているわけではない。貯蓄状況に不安を感じている人は全体の66%。40代女性は72.8%と不安に感じている人の割合が最も高くなった。

リタイア時に安心できる貯蓄額を聞いたところ、「1000万~2000万円」が全体の25%と最も多くの回答を集めた。平均は2550万円で19年12月調査時より57万円アップした。

バナー写真 : PIXTA

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