
東京の新型コロナ感染者10万人を突破
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東京都内の新規感染者が大晦日に初の1000人超え、1月7日に過去最多の2447人を記録した時には、天井を突き破って増え続けていくのではないかという恐怖を多くの人が感じたのではないだろうか。ここにきて、感染拡大のペースはやや緩やかになりつつあるが、医療提供体制はひっ迫しており、まだまだ油断はできない。
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東京都で2月1日、新たに確認された新型コロナウイルス感染者は393人で、都内累計感染者は10万人を突破して10万234人となった。都内の1日当たりの感染者数が500人を下回ったのは2020年12月28日以来、1カ月以上ぶり。
東京で最初の感染者が確認されたのは2020年1月24日で、累計感染者が1万人に達したは6カ月後の7月22日だった。2万人を超えたのは1カ月後の8月27日、3万人を超えたのは2カ月後の10月25日。その後、徐々にペースが上がり、年末12月31日に6万人を突破した。
2021年に入ってから確認された新規感染者は4万57人。つまり、全体の4割はこの1カ月で増えたことになる。ただ、年明け最初の3週間で3万人増加した後、さらに1万に増えるには11日間を要しており、増加ペースはやや鈍化している。
バナー写真 : 東京都庁で会見する小池百合子都知事(時事、2021年1月22日撮影)