国交正常化以降の日中間の主な出来事
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2020年春、中国の習近平国家主席が国賓として来日する見通しとなった。戦後の日中関係の主な出来事をまとめた。
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歴史的、文化的に深いつながりのある隣人・中国。中国の経済発展とともに、近年は経済的な結び付きも強く、日本にとっては最大の貿易相手国でもある。一方で、歴史認識をめぐり、政治的には冷え切った関係に陥ったこともあるが、関係修復の機運が高まっている。
年月 | 出来事 |
---|---|
1949年 | 中華人民共和国成立 |
1952年 | 日華平和条約締結 |
1972年9月 | 日中国交正常化 |
1972年10月 | 上野動物園に初めてのパンダ(ランランとカンカン)が提供される |
1978年8月 | 日中平和友好条約締結 |
1978年10月 | 鄧小平副主席が中国の指導者として戦後初の公式訪日。昭和天皇と会見 |
1982年 | 歴史教科書問題 |
1989年6月 | 天安門事件 |
1992年10月 | 明仁天皇(現・上皇)が訪中 |
1998年11月 | 平和友好条約締結20周年を記念し、江沢民国家主席が国賓として来日 |
2001年8月 |
小泉純一郎首相が靖国神社参拝。現役首相としては96年7月の橋本龍太郎氏以来。靖国参拝は06年まで続く |
2005年 | 歴史認識、靖国参拝などをめぐり中国で大規模な反日デモが繰り返される |
2006年10月 | 安倍首相、5年ぶり訪中 戦略的互恵関係構築で一致 |
2008年5月 |
胡錦涛国家主席が国賓として来日 |
2009年12月 | 習近平副主席来日 / 明仁天皇(現上皇)と会見 |
2010年9月 | 尖閣諸島沖で中国漁船が海上保安庁の巡視船に衝突 |
2010年10月 | ハノイで予定されていた菅直人首相と中国・温家宝首相との首脳会談を中国側がキャンセル |
2011年12月 | 野田佳彦首相が中国を公式訪問 |
2012年9月 | 日本が尖閣諸島を国有化。中国各地で反日デモ、中国公船の日本の領海侵入が急増 |
2013年12月 | 安倍首相が靖国神社参拝 |
2014年11月 | アジア太平洋経済協力会議(APEC)を機に、安倍首相と習主席が日中首脳会談 |
2018年5月 | 李克強首相が来日 |
2018年10月 | 日中平和友好条約40周年を記念して、安倍首相が日本の首相として7年ぶりに中国を公式訪問。対中政府開発援助(ODA)は歴史的使命を終えたとして終了の意向を表明 |
2019年6月 | 習近平主席がG20サミット出席のため初来日 |
2020年春 | 習近平主席が国賓として来日予定 |
2022年 | 日中国交正常化50周年 |
バナー写真 : 国交正常化に向け、中国北京で首脳会談中の田中角栄首相と周恩来首相(1972年9月、時事)