「求人が少ない」「マナー厳しい」: 在日外国人のバイト意識調査
社会
都内のコンビニやファストフード店では外国人だけでオペレーションしている店も増えている。彼らが日本でのアルバイトする際に、どんなことに苦労したり、戸惑ったりしているだろうか。
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就職情報大手マイナビの調査で、日本でアルバイト経験のある外国人の約4割が「外国人が勤務可能な求人が少ない・または限られている」と感じていることが分かった。これ以外にも「バイト探しで大変だと思うこと」に関して、「日本語での履歴書等・書類の準備」「求められる日本語レベルが高すぎる」「求人情報が日本語で分かりづらい」などが上位に入っており、日本人のバイト探しとは異なる苦労があるようだ。
「日本で働いた際に感じる違い」について聞いたところ、「あいさつ・マナーが厳しい」「時間に厳しい」「上下関係が厳しい」が上位を占め、「厳しさ」に戸惑う様子がうかがえる。また、「休みが取りにくい」「指示が曖昧である」などの指摘もあった。
アルバイト開始前に不安に感じていたのは、「自分の日本語能力」「職場の人間関係」「外国人だからという理由で不当な待遇や扱いをされないか」という回答が上位を占め、実際に働き始めて不安が的中したことについても上位3つは同じだった。
また、アルバイトをしていてストレスを感じるのは「職場の人とのコミュニケーションがうまくとれない時」(29.6%)、「外国人に対する偏見を感じた時」(29.6%)、「相応の給料がもらえないとき」(26.9%)などだった。