車ない世帯が4分の1に、新車購入も減少 : 保有「軽」が増加、セダン減少
社会
高級車に乗ることが憧れだった時代はとうの昔に終わり、車に興味を持たない若者も増えているという。インターネット調査で、自動車を保有しない家庭がついに4分の1を超えた。
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ネットリサーチ会社のマイボイスコムの2010年から3年ごとに実施している調査で、自動車を所有しない世帯が25.7%となり、初めて、全体の4分の1を占めた。調査は今回が4回目。2019年1月1~5日に実施し、1万0650人から有効回答を得た。
車を所有していない世帯は、2010年の第1回調査の18.1%から回を追うごとに増えている。「中古で購入」はほとんど変化がないが、「新車で購入した車がある」と回答した人は減少している。
「保有している」人に、車のタイプについて聞いたところ、「軽自動車」が最も多い24.7%(前回調査22.8%)で、次いで「コンパクトカー」が20.4%(同19.9%)だった。「セダン」は前回の17.6%から15.2%に減少した。軽自動車が室内空間や安全性能で普通車に近づいていることもあり、低価格、低コストの軽自動車選好が強まっているようだ。
車を購入する(買い替える)意向のある人が最も購入したい車の動力タイプについては、「ガソリン車」が4割強を占めた。「ハイブリッド車」は3割強で、「電気自動車」と「プラグイン ハイブリッド車」はそれぞれ5~6%だった。
バナー写真:PIXTA