【Photos】クリエイティブディレクター・佐藤可士和の世界
文化
さまざまなメディアを横断するスケールの大きなプロジェクトに取り組んできた佐藤可士和。その「作品」は多岐にわたるが、どれも人や街、時代を動かすダイナミズムにあふれている。
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企業のビジュアル・コミュニケーション、幼稚園やミュージアムの空間、地場産業の復興、そして歌舞伎や有田焼など日本の伝統を今に更新するプロジェクト――。クリエイティブディレクター、佐藤可士和の仕事を見ると、その幅の広さに圧倒される。
佐藤にとって、それらを手がけることは自己表現ではない。クライアントから提示された課題を解決するという、プロフェッショナルとしての姿勢の表出である。
「仕事は規模じゃない。どれだけシャープなコンセプトが社会に提示できるか」
そう語る佐藤は、「ひと目で相手に伝わること」を何よりも重視し、力強い「アイコン」を創造することで、言語の壁を突破しようとする。
極限まで追求した「ひと目」の背後には、佐藤のデザイン哲学である「アイコニック・ブランディング(ICONIC BRANDING)」の思考が詰まっている。
文=清野 由美
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佐藤可士和がブランディングの真髄について語るインタビュー。
佐藤可士和(クリエイティブディレクター)「アイコンの力でコミュニケーションの壁を突破する」