
【Photos】富士山 精霊たちの宿る山
文化
富士山は、日本の精神文化の源となる聖なる山だ。40年近く富士山の写真を撮り続けてきた写真家・大山行男が捉えたそのスピリチュアルな世界を紹介する。「大山行男の富士山」の続編。
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大山行男は富士山に一生を捧げた写真家である。
樹海に分け入り、火口底に降りたち、風穴に遊ぶ。
富士山の隅々まで知り尽くした男が捉えたその姿は、この山が自然に恵まれたスピリチュアルな場所だということに気づかせてくれる。
富士山の胎内へと向かっていくうちに、大山はこの山に宿る精霊たちの存在を信じるようになった。
「森の精霊や妖精、それが難しかったら妖怪でもいいから会いたい」と大山は言う。
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富士山に憑(つ)かれた男 写真家 大山行男
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【Photos】 大山行男の富士山
青木ヶ原樹海の溶岩樹型。溶岩樹型とは、流れ出した溶岩に飲み込まれた樹木が燃え尽きて、幹の型だけが空洞となって残ったもの。