一面黄色の花絶景となる宮城「菜の花・スイセン」の名所
Guideto Japan
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「みやぎ蔵王えぼしリゾート」のスイセン畑:宮城県蔵王町
例年の見頃:4月下旬~5月中旬
宮城県と山形県にまたがる蔵王連峰の後烏帽子岳(うしろえぼしだけ)中腹に広がる「みやぎ蔵王えぼしリゾート」は、パウダースノーのゲレンデを滑走できるスキー場として有名。春は銀世界から一変、約55万株ものスイセンで彩られる。ゲレンデの下から斜面を見上げれば、視界いっぱいに広がるスイセンの黄色。爽やかな花の香りに包まれながら、癒しの時間が過ごせる。キングアルフレッドやガーデンジャイアントなど、約30品種ものスイセンが見られるのも魅力だ。
2019年4月19日から5月中旬までは、「みやぎ蔵王えぼしすいせん祭り」が開催される。期間中は展望ロープウエーが運行され、空中散歩を楽しみながらスイセン畑を一望できる。みやぎ蔵王えぼしリゾートから車で10分の遠刈田(とおがった)温泉には2つの共同浴場があるので、スイセン観賞後に湯あみを楽しむのもおすすめだ。
【DATA】
- 住所:宮城県蔵王町遠刈田温泉
- アクセス:JR「白石蔵王」駅から車で40分
- TEL:0224-34-4001(みやぎ蔵王えぼしリゾート)
- すいせん祭り:2019年4月19日(金)〜5月中旬
- 営業時間:午前8時30分~午後4時30分
- 定休日:期間中無休
- 料金:入場料600円(中学生以下無料)※ロープウエーは別途
- 多言語対応:HP…英語
「ひまわりの丘」の菜の花畑:宮城県大崎市
例年の見頃:4月下旬〜5月上旬
宮城県北西部に位置する大崎市の三本木(さんぼんぎ)地域に広がる「ひまわりの丘」。約6ヘクタールもの丘陵は、その名の通り夏になると46万本のヒマワリが咲き誇る花の名所だ。春にひまわりの丘を彩るのは菜の花畑。約200万本もの菜の花が一斉に咲きそろう4月下旬には、丘全体に大きなイエローカーペットが敷かれたかのような絶景が広がる。残雪を頂く山並みや青空とのコントラストも見逃せない美しさだ。
花の見頃に合わせ、「菜の花まつり」が開催され、菜の花の摘み取り体験が楽しめるほか、菜の花を使ったアイスクリームやお菓子の販売などが行われる。
【DATA】
- 住所:宮城県大崎市三本木斉田地区 ひまわりの丘
- アクセス:JR「古川」駅からミヤコーバス三本木音無行きで約30分の終点下車、徒歩10分
- TEL:0229-52-2112(大崎市三本木総合支所地域振興課)
- 菜の花まつり:2019年4月20日(土)~5月6日(月)
- 営業時間:午前9時〜午後5時
- 料金:入場無料
「阿武隈川河川敷」の菜の花畑:宮城県角田市
例年の見頃:4月下旬〜5月上旬
福島県西郷(にしごう)村に位置する標高1835メートルの旭岳から発し、阿武隈(あぶくま)山地や奥羽山脈の支流を合わせながら宮城県へと流れる阿武隈川。その中流にある街、宮城県角田(かくだ)市の角田橋右岸の河川敷は、春になると黄色一色になる。地元の青年会が育てた約250万本もの菜の花が咲き誇り、阿武隈川の流れと雪が残る蔵王連峰との共演は絶景そのもの。
花の見頃には、地場産品の販売や和太鼓ライブなどイベント盛りだくさんの「かくだ菜の花まつり」も開催。2019年は4月28日に行なわれる。菜の花観賞の後は、阿武隈川河川敷の菜の花畑から車で約5分の所にある「角田市郷土資料館」に立ち寄るのもおすすめ。例年4月下旬~5月上旬には「甲冑展」が開催される。
【DATA】
- 住所:宮城県角田市阿武隈川河川敷 角田橋右岸
- アクセス:JR「角田」駅から車で10分
- TEL:0224-63-2120(角田市産業建設部商工観光課)
- 菜の花まつり:2019年4月28日(日)午前10時~午後3時 入場無料
取材・文=シュープレス
(バナー写真=宮城県大崎市「ひまわりの丘」の菜の花畑 写真:大崎市三本木総合支所地域振興課)