大阪新世界:にぎやかな看板が並ぶB級グルメの宝庫

・串カツやどて焼き、たこ焼きなど安くて美味しいものがたくさん
・新世界のシンボル・通天閣からは大阪の街が一望できる
・ビリケンさんを探すのも楽しみの一つ

大阪B級グルメの代表「たこ焼き」の名店も

大阪名物「たこ焼き」も、新世界でぜひ食べておきたい一品。赤提灯が印象的な「かんかん」は行列ができる人気店で、外はカリカリで中はフワっとやわらかいたこ焼きが好評を博している。

18個入りで350円とリーズナブルで、おやつや小腹がすいた時などに、その場で熱々を頬張る人が多い。

赤提灯が印象的な「かんかん」。店頭にゴミ箱が置いてあるので、その場ですぐに頬張ろう

フワフワでおいしいたこ焼き

DATA

  • 住所:大阪府大阪市浪速区恵美須東3-5-16
  • 営業時間:午前10時~午後730
  • TEL:06-6636-2915
  • 定休日:月・火曜日

■周辺情報

新世界のシンボル通天閣とビリケンさん

新世界の中心にそびえる通天閣。高さ87.5メートルにある5F展望台「黄金のビリケン神殿」は、大阪の街が一望できるので「大都会の空中オアシス」という愛称がある。黄金のビリケン像は撮影スポットとして人気で、スタッフが記念写真を撮ってくれる。

新世界にそびえる「通天閣」

展望台からは、日本一高いビル「あべのハルカス」がきれいに見える

5F展望台の黄金のビリケン神殿

通天閣のてっぺんにある円柱型のネオンは、実は翌日の天気を表している。白が晴れ、オレンジが曇り、青が雨という予報だ。上下二段に分かれており、上が白で下がオレンジの時は、「晴れ後曇り」ということになる。覚えておくと便利な豆知識である。

通天閣のてっぺんの天気予報装置。この表示は「晴れ後曇り」

新天地のアイドル・ビリケンさんは、愛嬌(あいきょう)のある顔と足を投げ出したふてぶてしい座り姿で皆に愛される神様。その発祥には諸説あるが、1908年に米国の女性芸術家フローレンス・プリッツが「夢の中で見た神様」をモデルとして制作したとされる。新世界では「ビリケン神社」を始め、飲食店の店頭など至る場所で見つけることができる。ビリケンさんの足の裏を撫でるとご利益があると言われているので、ぜひたくさんの足の裏を撫でてみよう。

ビリケン神社では、おみくじを引くことができる

いろいろな飲食店が店頭にビリケンさんを置いている

【DATA】

通天閣

  • 住所:大阪府大阪市浪速区恵美須東1-18-6
  • アクセス:地下鉄「動物園前」駅(1番出口)より徒歩7分、地下鉄「恵美須町」駅(3番出口)より徒歩5分、JR「新今宮」駅(東口)より徒歩9
  • 営業時間:午前9時~午後9時(入場は午後830分まで)
  • 料金:大人(高校生以上)700円、中学生・小学生・幼児(5歳以上) 400円 ※団体割引有り
  • TEL:06-6641-9555
  • 定休日:なし
  • 多言語対応:パンフレット…英語/韓国語/中国語/台湾語/タイ語

取材・文=藤井 和幸(96BOX
写真=黒岩 正和(96BOX

この記事につけられたキーワード

観光 大阪 関西 大阪市 グルメ 新世界 通天閣

このシリーズの他の記事