間近で体感できる巨大な雪壁「雪の大谷」:富山の自然・景観スポット(10)
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雪の大谷(おおたに)
標高2450メートルにあり、冬季は雪に閉ざされる「室堂ターミナル」。立山黒部アルペンルートの最高地点で、日本最高所の鉄道駅として知られる。室堂ターミナル付近にある大谷は特に雪が深く、道路に積もった雪を除雪する際に、高さ10〜20メートルの雪の壁「雪の大谷」ができる。
4月中旬から6月中旬に開催される「立山・雪の大谷ウォーク」では、室堂ターミナルから約500メートルの区間が開放され、巨大な白銀の壁を間近に見ることができる。「巨大かまくら」や「雪の巨大迷路」なども設営されるので、毎年多くの観光客でにぎわう。春といっても周囲の山々には深い雪が残り、気温は最高で10度前後なので真冬並みの装備で出掛けよう。
●交通アクセス
富山地方鉄道「立山駅」から美女平まで立山ケーブルカーで7分、美女平から室堂まで立山高原バスで50分
編集協力:富山県観光・交通・地域振興局 観光振興室、公益社団法人 とやま観光推進機構
富山県観光公式サイト:とやま観光ナビ 「雪の大谷」紹介ページ
(バナー写真:除雪された道路の両側に、500メートル続く大迫力の雪壁がそびえる)