日本最大の干潟「有明海」:佐賀の自然・景観スポット(3)

有明海

どこまでも続く干潟は、全国の干潟面積の約4割に相当満潮と干潮の潮位の差が6メートルもある有明海は、干満差が日本一の海。干潮時には干潟が57キロメートル沖まで広がり、全国の干潟面積の約4割(188平方キロメートル)を占める。

干満差の大きさに加え、流入河川の多さや塩分濃度の変化など、その特殊な環境にムツゴロウなど多種多様な生き物や、ここでしか見ることができない固有種が生息する。

また、絶滅危惧種を含む水鳥類の国内有数の渡りの中継地、越冬地となっている「東よか干潟」「肥前鹿島干潟」が、ラムサール条約湿地に登録されている。

有明海の湿地には多数の水鳥が訪れる

編集協力:一般社団法人 佐賀県観光連盟
佐賀県の観光情報ポータルサイト:あそぼーさが 「有明海」紹介ページ(バナー写真:有明海の干潟で暮らすムツゴロウ)

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