紅葉があでやかな日本庭園「九年庵」:佐賀の自然・景観スポット(2)
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九年庵(くねんあん)
九州の紅葉の名所として知られる国の名勝「九年庵」は、佐賀の大実業家・伊丹弥太郎(いたみやたろう)の別邸だった。浄土真宗の僧で作庭家でもあった阿(ほとり)和尚の指導を受け、1900(明治33)年から9年の歳月を庭造りに費やしたことからこの名称が付いた。
邸宅は、茶室と書院の様式を折衷した数寄屋造り(すきやづくり)。筑紫平野を借景にした庭園には、ツツジやモミジなどが植栽され、自生の木立や一面に生えたスギゴケが美しい風情を漂わせている。秋になると6800平方メートルの敷地を鮮やかに色づいた紅葉が埋め尽くす。毎年新緑と紅葉の時期に一般公開される。
●交通アクセス
JR長崎本線「神埼駅」から、タクシー・路線バスで15分
●編集協力
一般社団法人 佐賀県観光連盟
佐賀県の観光情報ポータルサイト:あそぼーさが 「九年庵」紹介ページ
(バナー写真:数寄屋造りの邸宅)