日本最大級の縄文遺跡群「三内丸山遺跡」:青森の歴史・文化スポット(3)
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三内丸山遺跡(さんないまるやまいせき)
青森県南西部にある縄文時代前期から中期(約5500年前~4000年前)の大遺跡。その存在は江戸時代から知られていたが、1992年から始まった発掘調査で大規模な集落跡が見つかった。多くの竪穴住居跡、盛土、掘立柱建物跡、大人や子どもの墓などの他、膨大な量の土器や石器、装身具、骨角器といった貴重な物品が出土した。
青森県は遺跡の重要性から94年に遺跡の保存を決定し、2000年には国特別史跡に指定された。高さ15メートルの大型掘立柱建物や長さ32メートル、幅9.8メートルの大型堅穴建物などが復元され、往時の生活に触れることができる。
三内丸山遺跡の入り口施設「縄文時遊館」には、重要文化財約500点を含む総数約1700点の出土遺物を展示している「さんまるミュージアム」や体験コーナー、レストランなどがある。
●交通アクセス
JR青森駅前から青森市営バス「運転免許センター行き」で約30分
編集協力:青森県観光情報サイト「アプティネット 」
(バナー写真: 復元された大型掘立柱建物と大型竪穴住居)