栃木県 奥塩原温泉:心も体も癒やされる源泉掛け流しの湯【8】
Guideto Japan
・恵まれた自然の中で源泉掛け流しが味わえる
・風情ある湯治場の雰囲気が魅力だ
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関東屈指の良質な温泉が魅力
「塩原温泉郷」は、大同元年(806)に発見された栃木県屈指の古湯だ。箒(ほうき)川沿いに、泉質の異なる「大網(おおあみ)」、「福渡(ふくわた)」、「塩釜」、「塩の湯」、「畑下(はたおり)」、「門前」、「古町」、「中塩原」、「上塩原」、「元湯」、「新湯(あらゆ)」といった温泉が点在し、塩原十一湯として親しまれてきた。
十一湯の中でも、箒川の上流にある赤川渓谷沿いにある「元湯」と日塩もみじライン沿いの「新湯」を総称して、「奥塩原温泉」と呼ぶ。塩原の奥地にあるため俗化を免れているのが特徴で、大半の施設が源泉掛け流しである。恵まれた自然環境の中、塩原では珍しく硫黄の湯を楽しむことができる。
元湯は塩原温泉発祥の地で、平安時代に開湯された。代表する宿「元泉館」は、乳白色や緑色の自家源泉を3本持ち、秘湯マニア憧れの宿。
新湯温泉は「日塩もみじライン」の料金所付近にある4軒だけの小さな温泉地。共同浴場が3つあり、4軒の宿も日帰り入浴可能で、効能豊かなにごり湯を満喫できる。歴史も古く、創業300年の老舗旅館「渓雲閣」が今でも健在だ。「むじなの湯」をはじめとする3軒の外湯では、古き良き時代の湯治場らしい雰囲気にどっぷりとひたることができる。
JCT」から「西那須野塩原IC」まで約1時間30分。国道400号から日塩有料道路に入り、左折して約5㎞。元湯温泉まで:「西那須野塩原IC」から国道400号で約19㎞直進後、元湯方面へ左折。3㎞ほど山合いを進む。国道400号からは、元湯・新湯ともに車で約40~50分。
自動車:新湯温泉まで:東北自動車道「川口鉄道とバスとタクシー:JR東北新幹線「東京駅」から「那須塩原駅」まで約1時間10分。JRバス「那須塩原駅」から「塩原温泉バスターミナル」まで約1時間。「塩原温泉バスターミナル」から奥塩原温泉の元湯までタクシーで約15分
公式ホームページ:塩原温泉郷公式ホームページ
栃木県那須塩原市湯塩原101
写真提供:塩原温泉観光協会
(バナー写真:新湯 奥塩原高原ホテルの露天風呂)