
ブラジルパビリオン
Guideto Japan
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国交130年の日本と伝統衣装でコラボ
2棟が並ぶパビリオンの第1展示棟内は、人間や動物、天井からつり下がるような植物のオブジェが密集する不思議なアート空間。木やポリ袋をリサイクルした空間芸術は、自然との共存、環境と人間の関わりがテーマ。生命の多様性、死と再生の物語をつむぎ、エントランスに日本語で掲げた「我々の存在の真意とは。」との問いを投げかける。
2025年は日本とブラジルの国交樹立130年を記念する年。1908年に最初の移民船「笠戸丸」がサンパウロ州に到着し、約25万人の日本人が渡航した。現在はその子孫ら200万人以上の日系人が暮らす最大の日系人コミュニティを擁する国だ。
両国の特別な人的なつながりと友好を記念に制作したのが、ブラジルのポンチョ型の民族衣装「パランゴレ」と日本の「羽衣=はごろも」を融合させた「パランゴロモス」。第2展示棟では、来館者がカラフルなパランゴロモスを身に着け、手や顔にペインティングをしてもらい、アート空間の一部になったような気分を楽しめる。
- エンパワーリングゾーン
- ナショナルデー :6月21日(土)
取材・文=内山賢一、ニッポンドットコム編集部
撮影=黒岩正和(96BOX)、ニッポンドットコム編集部