2025大阪・関西万博パビリオン紹介

ウズベキスタンパビリオン

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土と木の庭で未来社会を体験

「知識の庭:未来社会のための実験室」をテーマとしたパビリオン。

「木の下に集う」というアイデアから着想を得たパビリオンの建築コンセプトは、シルクロードを行き来する旅人に休息の場を提供したキャラバンサライ(隊商宿) 。人々が集い、知識や文化が交流する拠点を目指す。

真上から見ると三角形の建物は約750平方メートルの2階建てで、伝統建築にならい、基礎部分は粘土とレンガ、屋根には約280本の木材と再利用可能な自然素材を用いた。木材は大阪近郊で伐採したスギで、万博閉幕後にはウズベキスタンに運び、教育施設などで再利用する計画だ。循環型経済の実現を目指す姿勢を示すとともに、日本との結びつきを象徴する。

館内は「教育」「イノベーション」「クリーンエネルギー」の3つのセクションに分かれ、自国の未来志向の取り組みを紹介。名所や伝統工芸の360度3D映像は没入感たっぷり。

  • コネクティングゾーン
  • ナショナルデー:9月1日(月)

取材・文=内山賢一、ニッポンドットコム編集部
撮影=黒岩正和(96BOX)、ニッポンドットコム編集部

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