
いのち動的平衡館:シグネチャーパビリオン
Guideto Japan
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テーマ:いのちを知る
生物学者・福岡伸一さんがプロデュースした「いのち動的平衡館」は、細胞が分解と合成を繰り返し、バランスを保つことで生命を維持する「動的平衡」がキーワード。「いのちを知る」がテーマだが、「死」についても考えることで、有限だからこそ輝く生命を表現する。
建物内には柱がなく、外周を囲む鉄骨リングからワイヤーやエアチューブを張り巡らせ、膜屋根を支えている。細胞同士がバランスを取り合っているような自律的な空間で、生命が誕生する仕組みを具現化したという。展示の目玉は、約32万個の発光ダイオード(LED)を立体的に配した「クラスラ」。その明滅で生み出す光のショーで、32億年にわたる生命進化史が体験できる。
取材・文=内山賢一、ニッポンドットコム編集部
撮影=黒岩正和(96BOX)、ニッポンドットコム編集部