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【日本100名城®】佐賀県・吉野ケ里(吉野ケ里歴史公園)

歴史

吉野ケ里遺跡は、日本最大規模の弥生時代の環壕集落(かんごうしゅうらく)の遺跡。環濠集落とは、堀、土塁、柵で囲まれた大規模な集落のことで、城の起源といわれる。

佐賀県・吉野ケ里(吉野ケ里歴史公園)

  • 築城年:1~3世紀
  • 主な見どころ:物見櫓(やぐら)、竪穴住居(たてあなじゅうきょ)跡、高床倉庫(たかゆかそうこ)群など
  • 料金:460円(15歳以上)
  • 所在地:佐賀県吉野ケ里町田手1843
  • 公式HPなど:吉野ケ里歴史公園

日本最大規模の弥生時代の環濠集落

吉野ケ里遺跡は、日本最大規模の弥生時代の環壕集落の遺跡として知られる。環濠集落は、堀、土塁、柵で囲まれた大規模な集落のことで、城の起源とされる。吉野ケ里遺跡は国の特別史跡に指定されているほか、有柄銅剣やガラス製管玉などの出土品は国の重要文化財に指定されている。

遺跡の場所には、紀元前5~2世紀にムラが誕生し、紀元1~3世紀の弥生時代後期には環濠集落に発展した。内部には物見櫓を備え、大型の祭殿を持つ首長の居住の場であった北内郭や、祭政の中心となった南内郭などが形作られ、市場などもあったと想定され、「弥生都市」と呼べるようなクニの中心であったと考えられている。

2001年に吉野ケ里歴史公園としてオープン。物見櫓、竪穴住居、高床倉庫などが復元され、弥生時代の雰囲気を十二分に体験できる。

佐賀県の城

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バナー写真:吉野ケ里歴史公園(PIXTA)

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