【日本100名城®】福岡県・福岡城
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旅 歴史
福岡城は、1600年の関ケ原の戦いで活躍した武将の黒田長政が徳川家康から褒美として与えられた領地に建てた。現存する建物は少ないが、建物の基礎や石垣などが築城当時のまま残っている。
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福岡県・福岡城
- 築城年:1601年
- 初代城主:黒田長政(くろだ・ながまさ)
- 主な見どころ:天守台・多聞櫓(たもんやぐら、国指定重要文化財)、潮見櫓、下之橋御門(しものはしごもん)など
- 料金:無料
- 所在地:福岡市中央区城内
- 公式HPなど:国史跡 福岡城・鴻臚館
九州一の都市の礎を築いた黒田氏の居城
初代城主の長政の父、黒田官兵衛(くろだ・かんべえ)は、16世紀の戦国時代を代表する軍師として知られ、大河ドラマの主人公にも取り上げられた。築城の名手としても有名で、織田信長、豊臣秀吉の下で多くの城造りに関わっている。福岡城は、隠居後の官兵衛が長政と共に築いた最後の城だ。
福岡城には大・中・小の3つの天守台が残っているが、1643年に描かれた絵図に天守がなかったため、長年、黒田氏は徳川幕府に遠慮して天守を建てなかったと考えられてきた。しかし、近年、天守の存在をうかがわせる文書が見つかり、城の天守を巡るミステリーが話題になっている。城跡の敷地内には、古地図や再現模型などを通じて歴史を学べる「福岡城むかし探訪館」もある。
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バナー写真: 福岡城の下之橋御門と潮見櫓(PIXTA)