【日本100名城®】香川県・高松城
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旅 歴史
高松城は、北が瀬戸内海に面し、他の3方は内堀、中堀、外堀と3重の堀に囲まれており、日本三大水城の1つに数えられる。海水を引き入れた堀でマダイが泳ぐ姿を見ることができる。
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香川県・高松城
- 築城年:1587年
- 初代城主:生駒親正(いこま・ちかまさ)
- 主な見どころ:月見櫓(つきみやぐら)、水手御門(みずてごもん)、渡櫓(わたりやぐら)、艮櫓(うしとらやぐら)=以上、重要文化財=
- 料金:入園料200円(大人)
- 所在地:高松市玉藻町2-1
- 公式HPなど:高松城【玉藻公園】公式ウェブサイト
堀にマダイが泳ぐ日本三大水城の1つ
高松城は、北が瀬戸内海に面し、他の3方は内堀、中堀、外堀と3重に堀が巡らされ、日本三大水城の1つに数えられる。1587年に讃岐国(さぬきのくに、現在の香川県)の領主となった生駒親正が築城し、地名も「野原」から「高松」に改めた。
1642年、徳川家康の孫で、水戸黄門のモデルとして知られる光圀(みつくに)の兄、松平頼重(まつだいら・よりしげ)が高松城に入り、天守の改築など、城の整備拡張に取り組んだ。三重4階、地下1階の天守は、四国最大の規模を誇った。松平氏の治世は228年にわたり、高松を四国を代表する都市に発展させた。
松平氏の時代に建てられた月見櫓など3つの櫓と水手御門は現存しており、重要文化財に指定されている。中でも水手御門は瀬戸内海に向かって開かれた門で、城主が大阪や江戸に向かう際は、この門から小舟に乗って出発し、沖合で本船に乗り換えたと伝えられている。高松城の堀には海水を引き込んでおり、現在も堀にマダイが泳ぐ姿を見ることができる。「鯛願城就(たいがんじょうじゅ)」という餌やり体験イベントも行われている。
香川県の城
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バナー写真:高松城 月見櫓と水手御門(PIXTA)