【日本100名城®】大阪府・大阪城
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旅 歴史
大阪城は、豊臣秀吉が1583年に天下統一の本拠地として築いた。徳川幕府が改修し、さらに現代の大阪市民が再建した、日本で最も人気の高い城の1つ。
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大阪府・大阪城
- 築城年:1583年、1620年
- 初代城主:豊臣秀吉、徳川氏
- 主な見どころ:天守(再建)、金明水井戸屋形(きんめいすいいどやかた)、大手門、多聞櫓(たもんやぐら)、千貫(せんがん)櫓、乾(いぬい)櫓など重要文化財13棟
- 料金:600円(大人)
- 所在地:大阪市中央区大阪城
- 公式HPなど:特別史跡大阪城公園
天下統一の象徴となった名城
大阪城は、豊臣秀吉が1583年に天下統一の本拠地として築いた。織田信長と長く対立していた石山本願寺の跡地を利用したもので、現在の大阪城公園の4~5倍の規模だったと伝えられる。秀吉が築いた大阪城は、1615年の大阪夏の陣の際、豊臣家の滅亡とともに焼失する。その後、1620年、徳川幕府が総力を挙げて城の再建に乗り出す。全域にわたる大規模な盛り土と石垣の積み上げなどが行われ、天守も15メートル高くなるなど、秀吉時代よりもさらに大きな城が完成したが、1665年に落雷のため焼失した。
現代の大阪城は3代目に当たり、1931年に大阪市長だった関一(せき・はじめ)の提案と市民の募金により復興された。徳川幕府が築いた天守台の上に、秀吉が築いた初代天守を模した建物で、「大阪城天守閣」という名の歴史博物館として、城に関わる文化財の保存と展示を行っている。
徳川幕府時代の城門や櫓など13棟が現存しており、国の重要文化財に指定されている。また、大阪城の石垣は巨石が使われていることも有名で、中でも最大の「蛸石(たこいし)」は、縦5.5メートル、横11.7メートル、推定重量108トンの大きさを誇る。
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バナー写真: 大阪城(PIXTA)