【日本100名城®】滋賀県・彦根城(国宝)
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旅 歴史
琵琶湖を見下ろす高台にある国宝5城の1つ彦根城は、徳川幕府で代々重職を勤めた井伊家の居城。17世紀初頭に建てられた天守など当時の姿をそのまま見ることができる貴重な国宝として知られている。
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滋賀県・彦根城(国宝)
- 築城年:1607年
- 初代城主:井伊直継(いい・なおつぐ)
- 主な見どころ:天守、附櫓(つけやぐら)、多聞櫓(たもんやぐら)=以上国宝=、西の丸三重櫓、太鼓門、天秤(てんびん)櫓、馬屋=以上国指定重要文化財=など
- 料金:入城券800円(大人、彦根城の観覧料金 玄宮園を含む)
- 所在地:滋賀県彦根市金亀町1-1
- 公式HPなど:国宝彦根城
石田三成の城を再利用した国宝の城
彦根城の築城に使われた石垣や木材などは、1600年の関ケ原の合戦で敗れた西軍の中心的存在であった石田三成(いしだ・みつなり)の居城、佐和山城のものが再利用されている。関ケ原の戦いの後、徳川家康は大阪に残っていた豊臣家との戦いに備えて、重臣の井伊家に佐和山城を解体し、新しい城を築くことを命じた。徳川四天王の1人、井伊直政(なおまさ)の長男、直継が佐和山城からわずか約2キロメートルの場所に彦根城を造った。佐和山城跡は、彦根城とはJR彦根駅を挟んだ反対側にあるが、にぎやかな城下町に囲まれた国宝の城に対して、佐和山城跡は石垣すらほとんど残っていない。
3階3重の彦根城の天守は「切妻破風(きりづまはふ)」「入母屋破風(いりおもやはふ)」「唐破風(からはふ)」の美しい屋根が特徴。天守だけでなく、江戸時代の姿をとどめた庭園、石垣、櫓など見どころは多い。堀から城を眺める「彦根城屋形船」も運航されている。
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滋賀県の城
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バナー写真: 彦根城(PIXTA)