【日本100名城®】長野県・小諸城
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旅 歴史
小諸城の原型は、武田信玄の名軍師として知られる山本勘助(かんすけ)が築いた。城郭が城下町より低い位置にある日本唯一の「穴城(あなじろ)」として知られる。
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長野県・小諸城
- 築城年:1554年、1590年
- 初代城主:武田信玄(たけだ・しんげん)、仙石秀久(せんごく・ひでひさ)
- 主な見どころ:大手門、三の門(重要文化財)など
- 料金:共通券500円(個人)
- 所在地:長野県小諸市丁311
- 公式HPなど:小諸城址懐古園
武田信玄の名軍師、山本勘助が造った「穴城」
1554年、戦国時代を代表する武将、武田信玄が現在の小諸市、佐久市一帯を制圧。信玄は、大河ドラマの主人公にも取り上げられた名軍師、山本勘助に築城を命じた。これが小諸城の原型となった。小諸城は、城郭が城下町よりも低い位置にある日本唯一の「穴城」といわれる。浅間山の噴火による火山性台地と千曲川の断崖を利用した天然の要害で、難攻不落の城として知られていた。勘助は、信玄の下でさまざまな城づくりに携わったが、小諸城のほか、高遠城が日本100名城に選ばれている。
武田氏が滅ぶと、豊臣秀吉の配下の仙谷秀久が城主となる。秀久は、城の大改修と城下町の整備を行った。国の重要文化財に指定されている大手門や三の門はこのときに造られた。城の跡地は現在、美術館や記念館、動物園などを備えた公園「小諸城址懐古園」として整備され、人気観光地となっている。
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バナー写真:小諸城址の大手門(PIXTA)