【日本100名城®】青森県・弘前城
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旅 歴史
弘前城には、19世紀以前に築城された現存12天守のうち最も北に位置する天守が残っている。公園として整備された城の周辺は、日本国内有数の桜の名所としても知られている。
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青森県・弘前城
- 築城年:1611年
- 初代城主:津軽信枚(つがる・のぶひら)
- 主な見どころ:天守など3棟および城門5棟の現存建造物
- 料金:弘前城本丸・北の郭320円(大人)
- 所在地:青森県弘前市下白銀町1
- 公式HPなど:弘前公園
最北端の現存天守
弘前城は、津軽地方(現在の青森県西部)を統一した津軽為信(ためのぶ)が計画し、その息子の信枚が完成させて以来、地域のシンボルとなっている。東西約600メートル、南北約1000メートル、面積約50ヘクタールの広大な敷地に、3重の濠(ほり)と土塁に囲まれた6つの郭(くるわ)から構成され、築城当時の建築物として、天守閣、櫓(やぐら)3棟、城門5棟が残っている。
天守の土台となっている石垣の老朽化に伴い、2014年から修復工事が行われている。2015年には、高さ14.4メートル、総重量約400トンの天守を解体せずに3カ月かけて70メートル移動させる「曳屋(ひきや)」と呼ばれる作業が話題になった。石垣の修復工事が終わるのは2025年度の予定。
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バナー写真:弘前城(PIXTA)