Japan Timeline

Timeline for August 2014

政治・外交 経済・ビジネス 科学 技術・デジタル 社会

69回目の広島・長崎「原爆の日」と終戦記念日、沖縄・辺野古の海底掘削調査開始、広島の土砂災害など、2014年8月の日本の出来事を振り返る。

広島県の土石流災害、夏の甲子園決勝など

20

広島市の安佐南区、安佐北区で局地的な豪雨による土砂崩れや土石流が発生。多数の住宅が巻き込まれ、72人が死亡、2人が行方不明となった(広島県警発表、29日現在)。豪雨の原因は、積乱雲が連続的に発達する「バックビルディング現象」とみられ、安佐北区では3時間に217.5ミリという史上最多の降水量を観測。短時間に大量の雨が降ったことで、もろい地質の地盤の表面が崩れ、大きな被害をもたらした。

警察官らによる捜索活動が続く広島市安佐南区。(写真提供=時事)

中国国家発展改革委員会が、日本の自動車部品・ベアリングメーカー12社に価格操作などで独占禁止法違反があったとして、10社に合計12億3500万元(約200億円)の制裁金を支払うよう命じた。住友電気工業と矢崎総業に対し、それぞれ約2億9,040万元(約48億円)、2億4,108万元(約40億円)と、特に重い制裁金を課した。

日本政府観光局が、7月に日本を訪れた外国人旅行者は前年同月比26.6%増の126万9,700人で、1カ月間として過去最多を記録したと発表。1~7月の累計は750万人を超え、過去最高のペースとなっている。円安傾向や、羽田空港に発着する国際線の増便、東南アジアからのビザの発行要件緩和などが影響したとみられる。

22

ロシア政府が、ウクライナ情勢を巡って日本が科した制裁への報復措置として、特定の日本人の入国を禁じることを発表。ロシア外務省のモルグロフ外務次官が原田親仁(ちかひと)駐ロシア大使を外務省に呼び、ロシアへの入国を制限する日本人のリストを手渡した。入国制限の対象となる日本人の名前や人数などについては公表されていない。菅義偉官房長官は25日、「日ロ関係に否定的な影響を及ぼすものであり、極めて遺憾」との声明を発表した。

24

バレーボール女子のワールドグランプリ決勝ラウンド最終日が東京・有明コロシアムで行われ、世界ランキング3位の日本が同1位のブラジルに0―3で完敗した。ブラジルは2年連続10度目の制覇。

25

甲子園球場で行われた夏の全国高校野球大会決勝で、大阪桐蔭(大阪)が三重(三重)を4―3で破り、2年ぶり4度目の優勝。24日に敦賀気比(福井)との準決勝で完投したエース福島孝輔が決勝でも登板し、完投勝利を果たした。大阪桐蔭の全国制覇は、春夏合わせて5回。

政府は、東京電力福島第一原子力発電所の事故を巡り、政府の事故調査・検証委員会が事故発生時に現場を指揮した吉田昌郎元所長(2013年7月死去)に聞き取り調査してまとめた記録(吉田調書)を9月に公開すると発表。当初は吉田氏本人の生前の意向を受けて非公開とする方針だったが、一部新聞で内容がすでに報道されたことから、方針を転換し、公開することを決めた。

27

理化学研究所がSTAP細胞の存在の有無を確かめる検証実験に関する中間報告を公表。今年1月に小保方晴子氏らが英科学誌ネイチャー(7月に撤回)に発表した方法では万能性の目印となる遺伝子の働きが確認できず、現時点ではSTAP細胞を再現できていないと発表した。今後はマウスや細胞の種類などの条件を変えて3月末まで検証実験を続け、小保方氏も11月末までの期限で独自の検証実験を進める。

安倍晋三首相が、太平洋戦争の東京裁判でA級戦犯やBC級戦犯とされた元日本軍人を追悼する法要に、自民党総裁名で哀悼の意を伝える書面を送っていたことが判明。書面が送られたのは、和歌山県高野町の高野山奥の院にある「昭和殉難者法務死追悼碑」の法要で、4月29日に営まれた。菅義偉官房長官は記者会見で「私人としての行為」と述べた。

30

インドのモディ首相が5日間の予定で来日。安倍首相とモディ首相の密接な信頼関係によって、経済や安全保障面での日・印の連携を深めることが期待されている。

この記事につけられたキーワード

北方領土 辺野古 長崎 靖国神社 広島 原爆 訪日外国人 STAP

このシリーズの他の記事