日本の世界遺産一覧
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2024年7月「佐渡島の金山」が世界文化遺産登録に登録されることが決まった。世界遺産委は「世界で採鉱などの機械化が進んだ時代に、高度な手工業による採鉱と製錬技術を継続したアジアにおける他に類を見ない事例」と評価した。
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世界遺産は、1972年のユネスコ総会で採択された「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」(世界遺産条約)に基づいて、人類が共有すべき「顕著な普遍的価値」をと認められた遺跡、景観、自然などがリストに登録される。
日本では93年12月、法隆寺地域の仏教建造物(奈良県)、姫路城(兵庫県)が世界文化遺産に初めて登録された。「佐渡島の金山」の登録で日本の世界文化遺産は21件、自然遺産は5件に増え、国内の世界遺産は合計26件となった。
日本のユネスコ世界遺産 (*は自然遺産)
- 法隆寺地域の仏教建造物(奈良県)1993年12月登録
- 姫路城(兵庫県) 1993年12月登録
- 屋久島(鹿児島県)* 1993年12月登録
- 白神山地(青森県、秋田県)* 1993年12月登録
- 古都京都の文化財(京都府、滋賀県) 1994年12月登録
- 白川郷・五箇山の合掌造り集落(岐阜県、富山県) 1995年12月登録
- 原爆ドーム(広島県) 1996年12月登録
- 厳島神社(広島県) 1996年12月登録
- 古都奈良の文化財(奈良県) 1998年12月登録
- 日光の社寺(栃木県) 1999年12月登録
- 琉球王国のグスクおよび関連遺産群(沖縄県) 2000年12月登録
- 紀伊山地の霊場と参詣道(奈良県、和歌山県、三重県) 2004年7月登録
- 知床(北海道)* 2005年7月登録
- 石見銀山遺跡とその文化的景観(島根県) 2007年6月登録
- 平泉-仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群(岩手県) 2011年6月登録
- 小笠原諸島(東京都)* 2011年6月登録
- 富士山-信仰の対象と芸術の源泉(山梨県、静岡県) 2013年6月登録
- 富岡製糸場と絹産業遺産群(群馬県) 2014年6月登録
- 明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業(福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、鹿児島県、山口県、岩手県、静岡県) 2015年7月登録
- ル・コルビュジエの建築作品-近代建築への顕著な貢献-(国立西洋美術館=東京都) 2016年7月登録
- 「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群(福岡県) 2017年7月登録
- 長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産(長崎県、熊本県) 2018年6月登録
- 百舌鳥・古市古墳群(大阪府) 2019年7月登録
- 奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島(鹿児島県、沖縄県)* 2021年7月登録
- 北海道・北東北の縄文遺跡群(北海道、青森県、岩手県、秋田県) 2021年7月登録
- 佐渡島の金山(新潟県) 2024年7月登録
バナー写真:佐渡金山のシンボルとされる採掘跡「道遊の割戸(どうゆうのわりと)」。(PIXTA)