北陸新幹線 路線図・座席・料金
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路線
北陸新幹線は1997年10月に高崎―長野間が開業した。それ以来「長野新幹線」と呼ばれてきたが、2015年3月の金沢延伸により、正式名称が使用されることになった。東京―高崎間は上越新幹線と線路を共用。2024年3月から東京―敦賀間を直通運転、富山・石川・福井の北陸3県が新幹線でつながった。
営業主体は、国鉄分割民営化時(1987年4月)の区域分けに沿って、東京―上越妙高間がJR東日本、上越妙高―敦賀間がJR西日本となる。
列車と停車駅
北陸新幹線では、4タイプの列車が運行される。速達タイプ「かがやき」の最も速い列車は、東京―金沢間を2時間25分、東京―敦賀間を3時間8分で結ぶ。
「はくたか」は、長野―敦賀間のほぼ全駅に停車する。シャトルタイプの「つるぎ」は富山・金沢―敦賀間で運行。敦賀駅で大阪方面の特急「サンダーバード」、名古屋方面の特急「しらさぎ」と接続。大阪―富山間、名古屋―富山間の所要時間は、乗り継ぎ時間を含めても従来より短縮される。
かつての長野新幹線にあたる東京―長野間の「あさま」も、運行が継続される。
車両と座席
北陸新幹線は、全列車が「E7系・W7系」で運行される。
先頭1両は最上級座席「グランクラス」専用で、18席が横6列、縦3列(2列+1列)で配置される。本革のシートには、45度まで傾斜できる電動リクライニング機能のほか、レッグレストや読書灯が付く。「かがやき」では専任アテンダントによる車内サービスが行われ、軽食やドリンク、菓子、アメニティグッズなどが提供される。
グランクラス車両に隣接するグリーン車は、縦2列+2列の座席。普通車を含めた全座席が電源コンセントを備える。列車内の洋式トイレには洗浄機能付き暖房便座が採用され、車いす対応のトイレと洗面所も設けられる。
「W7系」車両編成
出所:JR西日本「北陸新幹線スペシャルサイト」(2015年3月)
運賃・料金
主な区間の運賃・料金の総額(通常期)
普通車 (自由席) |
普通車 (指定席) |
グリーン車 | グランクラス (B)※ |
グランクラス (A) |
|
---|---|---|---|---|---|
東京―長野 | 7,810 | 8,340 | 12,000 | 15,150 | 17,240 |
東京―富山 | 12,430 | 12,960 | 19,420 | 23,620 | 27,800 |
東京―金沢 | 13,850 | 14,380 | 20,840 | 25,040 | 29,220 |
東京―福井 | 15,280 | 15,810 | 23,660 | 27,860 | 32,040 |
東京―敦賀 | 15,830 | 16,360 | 24,210 | 28,410 | 32,590 |
(2024年3月現在、単位 : 円)自由席を除き、閑散期は200円引き、繁忙期は200円増し、最繁忙期は400円増し
※グランクラス(B)料金は、専任アテンダントによる車内サービスや飲食の提供が行われない列車に適用
(2015年3月14日公開、2024年3月16日更新)
バナー写真:北陸新幹線の「W7系」車両(撮影=ニッポンドットコム編集部)
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