100歳以上人口の88%は女性!:48年連続増の6万9785人に
社会
2018年9月15日時点の100歳以上人口は、6万9785人。そのうち女性が88%を占める。
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※2019年9月15日時点の100歳以上の高齢者数はこちら
◎100歳以上高齢者が7万人を突破 : 田中カ子さんはギネスで最高齢認定
厚生労働省のまとめによると、2018年9月15日時点の住民基本台帳に基づく100歳以上の高齢者の数が前年より2014人増加し、6万9785人となった。100歳以上人口の増加は48年連続。100歳以上人口は圧倒的に女性が多く、全体の88.1%を占めた。
最高齢の女性は福岡市在住の田中カ子(かね)さん115歳、男性は北海道足寄町在住の野中正造さん113歳。
老人福祉法が制定された1963年には、100歳以上の高齢者は全国で153人だったが、81年に1000人を突破、98年に1万人を突破し、その後も右肩上がりに増え続けている。
都道府県別で人口10万人あたりの100歳以上の高齢者の数が最も多いのが島根県の101.02人、最も少ないのは埼玉県の32.90人で3倍以上の開きがあった。関東地方など都市圏は、人口あたりの100歳以上が少ない傾向がある。
人口10万人あたりの100歳以上人口
多い県 | 少ない県 | ||
---|---|---|---|
島根県 | 101.02 | 埼玉県 | 32.90 |
鳥取県 | 97.88 | 愛知県 | 36.78 |
高知県 | 96.50 | 千葉県 | 39.34 |
鹿児島県 | 95.76 | 大阪府 | 40.09 |
香川県 | 84.59 | 神奈川県 | 42.33 |
厚生労働省発表のデータを基に編集部作成
バナー写真 : 時事通信フォト