【日本のエネルギー事情】発電電力量の推移
経済・ビジネス 社会
東日本大震災と福島第一原発事故により、日本のエネルギー政策は見直しを迫られている。現状では火力に次いで原子力による発電量が多いが、今後は変化が予想される。過去60年間の発電電力量の推移をデータで振り返る。
関連記事:特集・ポストFUKUSHIMAのエネルギー戦略
関連記事:特集・ポストFUKUSHIMAのエネルギー戦略
- English
- 日本語
- 简体字
- 繁體字
- Français
- Español
- العربية
- Русский
電源別発電電力量の推移
※資源エネルギー庁「エネルギー白書2010」より
日本では1970年代以降、火力(石炭、LNG、石油等)での発電が中心だった。その後、燃料高騰などにより原子力発電への転換を図ってきたが、福島第一原発の事故をきっかけに、再び火力発電が注目されている。
一方、日本全体で節電意識が高まり、企業や家庭では電気製品の使用を控えたり、工場の稼働を平日から週末に変更したりするなどの対策がとられた。また、全体の1%程度に留まっていた、風力、太陽光などによる新エネルギーへの関心も高まっている。