
10月25日から『第31回東京国際映画祭』
文化
『第31回東京国際映画祭』が10月下旬、東京・六本木などで開催される。オープニングにレディー・ガガ初主演の話題作「アリー/ スター誕生」、クロージングにアニメ「GODZILLA 星を喰う者」、初の映画祭注目作品に東野圭吾原作の『人魚の眠る家』が選ばれた。
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『第31回東京国際映画祭』(TIFF)が10月25日から東京・六本木ヒルズなどで開催される。映画祭の“顔”となるオープニング作品は12月の日本公開を前に早くも注目を集める世界的歌姫レディー・ガガ初主演の話題作「アリー/ スター誕生」、クロージング作品は日本が得意とする劇場アニメから「GODZILLA」シリーズ最終章「GODZILLA 星を喰う者」となる。またこれに先立つ19日から関連行事である「2018東京・中国映画週間」が東京都写真美術館などで開催される。
「GODZILLA 星を喰う者」 (c)2018 TOHO CO., LTD.
また、今回初めて両作品と並んで映画祭期間中のハイライトとして観客および世界に注目してもらいたい「GALAスクリーニング」作品が設定され、東野圭吾原作、堤幸彦監督による『人魚の眠る家』が選ばれた。3作品とも11月以降順次一般公開される。
3作品と開催地などの概要は以下の通り。
『第31回東京国際映画祭』
<期間>10月25日~11月3日
<開催地>六本木ヒルズ、EX THEATER ROPPONGI、東京ミッドタウン日比谷、日比谷ステップ広場。
<オープニング作品>- 『アリー/ スター誕生』(12月21日公開)=歌手のレディー・ガガが映画初主演を果たした悲恋映画の名作「スタア誕生(1937)」のリメイク作品。俳優ブラッドリー・クーパーの長編監督デビュー作となる。音楽業界での成功を夢見ながら、容姿にも才能にも自信を持てずにいる若い女性歌手アリーをガガが演じ、クーパー監督はその才能を見出すロックスター役で共演する。ガガのノーメークでの体当たりの演技などから今年のベネチア、トロントの国際映画祭でも注目された話題作。
- 『GODZILLA 星を喰う者』(11月9日公開)=ゴジラ映画初のアニメーション作品となった『GODZILLA』シリーズ劇場3部作の最終章となる作品。ゴジラ映画初の3DCG アニメ作品となった第1章、メカゴジラの新解釈を披露した第2章に続き、第3章では地上の覇者となった究極の生命ゴジラ・アースと高次元怪獣ギドラが激突する。共同監督に静野孔文(「名探偵コナン」シリーズ)と瀬下寛之(「亜人」)、ストーリー原案と脚本は虚淵玄(「PSYCHO-PASS サイコパス」)。声優に宮野真守、櫻井孝宏、花澤香菜ら。
- 『人魚の眠る家』(11月16日公開)=東野圭吾原作、堤幸彦監督。出演は篠原涼子、西島秀俊、坂口健太郎ら。原作は東野氏の作家デビュー30周年を記念したベストセラー小説(2015年)。篠原と西島が離婚寸前の夫婦として、脳死を宣告された娘を前にし「臓器提供か、心臓死を待つだけか」という厳しい選択を迫られる「愛する人を持つすべての人の心を揺さぶるヒューマンミステリー」(TIFF事務局)。
文/ 編集部
バナー写真:「アリー/ スター誕生」 (c)2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC