東芝の分割計画修正、経営の安定大きく損なわれる可能性=S&P
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[東京 8日 ロイター] - S&Pグローバル・レーティングは8日、東芝が昨年11月に示した会社の3分割案を2分割に変更したことを受け、短期間での大幅な計画修正で経営の安定性が大きく損なわれる可能性があるとの見解を示した。3月に予定される臨時株主総会で修正案が株主の賛同を得られず、経営が一段と混乱するとS&Pが判断した場合、格付け(長期格付けBB+)に強い下方圧力がかかるとみている。
S&Pは、東芝の株主還元方針を踏まえると、主要キャッシュフロー指標は従来のS&Pの想定を超えて悪化する可能性があると指摘した。経営が一段と混乱する場合には、有利子負債の対EBITDA(償却前営業利益)の悪化ペースが速まる可能性もあるとしている。
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