再送村田製、PC向け好調で業績上方修正 円安も追い風

経済・ビジネス

2月1日、村田製作所は、2022年3月期連結営業利益見通しを前年同期比31%増の4100億円へ上方修正した。写真は同社のロゴ。2017年10月撮影。(2022年 ロイター/Toru Hanai)
2月1日、村田製作所は、2022年3月期連結営業利益見通しを前年同期比31%増の4100億円へ上方修正した。写真は同社のロゴ。2017年10月撮影。(2022年 ロイター/Toru Hanai)

(会計基準などを追加しました。)

[東京 1日 ロイター] - 村田製作所は1日、2022年3月期(米国会計基準)の連結営業利益見通しを前年比31%増の4100億円へ上方修正した。リモートワークの広がりなどでPC向けが好調だったほか、円安も寄与し、利益率が23%と前期の19%から大幅に伸長する。

従来予想は3650億円で、IBESがまとめたアナリスト23人の予測平均は3814億円だった。

会見した村田恒夫会長の発言要旨は以下の通り。

*PC・関連機器向けが好調、リモートワークなどで需要増続く

*通期売上見通しは1兆7700億円。前回から400億円増。

*そのうち第3四半期分は274億円。うち円安効果130億円。

*円安や合理化、操業率向上などで、営業利益率が大幅に上昇

*通期の部品需要予測、スマホと自動車向けをともに小幅下方修正

*半導体不足など響くが、需要強く来期大幅減の心配はない

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