テニス＝元全米ＯＰ女王アンドレースク、全豪ＯＰ欠場を表明

Newsfrom Japan

スポーツ 2021.12.07

女子テニスの元全米オープン女王ビアンカ・アンドレースク（２１、カナダ）は６日、来月の全豪オープンを欠場する意向を表明した。ニューヨークで９月撮影（２０２１年　ロイター/Robert Deutsch-USA TODAY Sports）

［トロント（カナダ）　６日　ロイター］ - 女子テニスの元全米オープン女王ビアンカ・アンドレースク（２１、カナダ）は６日、来月の全豪オープンを欠場する意向を表明した。

アンドレースクは新型コロナウイルス対策としての、ホテルでの隔離生活が心身ともに負担になっていると説明。練習や試合にも本来の精神状態で臨めていないという。

同選手は「世界全体を背負っているように感じた」とし、「コート外でのさまざまな出来事を切り離すことができなかった。周囲の悲しみと混乱を感じ、それが大きな負担になった」とツイート。自身の祖母が新型コロナウイルスに感染し、何週間も集中治療室に入っていたことも明かした。

アンドレースクは２０１９年の全米オープンで優勝。カナダ史上初の四大大会シングルス王者となった。新型コロナウイルスへの懸念を理由に、今年の東京五輪を欠場。ＷＴＡツアーでは１０月以降、プレーしていない。