S&P、東芝の長期格付けを引き下げ方向の「クレジット・ウォッチ」に指定

経済・ビジネス

11月16日、    S&Pグローバル・レーティングは東芝の長期格付け「BBプラス」を引き下げ方向の「クレジット・ウォッチ」に指定した。写真は東芝のロゴ。都内で2015年9月撮影(2021年 ロイター/Toru Hanai)
11月16日、 S&Pグローバル・レーティングは東芝の長期格付け「BBプラス」を引き下げ方向の「クレジット・ウォッチ」に指定した。写真は東芝のロゴ。都内で2015年9月撮影(2021年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 16日 ロイター] - S&Pグローバル・レーティングは16日、東芝の長期格付け「BBプラス」を引き下げ方向の「クレジット・ウォッチ」に指定した。短期格付けは据え置いた。

S&Pは、東芝の計画通り、独立した3会社に分割された場合、大半の事業とキャッシュフローの源泉が新たに独立する2社に移り、2社分離後の東芝の事業基盤・キャッシュフロー創出力がともに大幅に毀損される可能性が高いと指摘した。

会社分割計画の詳細と進捗などを精査し、クレジット・ウォッチを見直す予定。解除は分割が成立する2023年度下期ごろになる可能性があるという。

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