自民総裁選、野田幹事長代行が出馬表明 推薦人20人確保

政治・外交

NHKなど複数の報道によると、自民党の野田聖子幹事長代行は16日、総裁選に立候補する意向を固めた。写真は2018年5月、都内で撮影(2021年 ロイター/Issei Kato)
NHKなど複数の報道によると、自民党の野田聖子幹事長代行は16日、総裁選に立候補する意向を固めた。写真は2018年5月、都内で撮影(2021年 ロイター/Issei Kato)

[東京 16日 ロイター] - 自民党の野田聖子幹事長代行は16日、自民党総裁選挙(17日告示・29日投開票)に必要な20人の推薦を確保したとして、出馬を表明した。野田氏の立候補で、総裁選は河野太郎行政改革担当相、岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相とともに4人の争いとなる。女性候補2人が総裁選を争うのは初めて。

女性首相候補としてこれまでも3回、出馬を模索し断念した経緯があるが、今回は自民党の多様性をアピールするために野田氏の参戦を重視してきた二階派や竹下派の支援で、推薦人の確保にこぎつけた。

野田氏は出馬理由について「私が政治家として取り組んできている小さき者、弱き者を奮い立たせるような政策を見つけ出すことができなかった」と説明。「これまで主役になれなかった女性、子供、高齢者、障がい者がしっかりと社会のなかで生きていける政治を作り上げたい」と述べた。

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