五輪=男子走り高跳び「2人に金を」、選手の提案認め同時優勝

東京2020

[東京 1日 ロイター] - 1日に行われた東京五輪の男子走り高跳び決勝は、カタールとイタリアの2選手が大会運営側と協議の上、ともに金メダルを獲得した。

ムタズエサ・バルシム(カタール)とジャンマルコ・タンベリ(イタリア)は2メートル39センチをともに3回失敗。2メートル37センチまで1度も失敗なく飛び、全く同じ成績で並んだ2人は、大会運営側と協議に入った。大会側は「プレーオフ」で決着するよう促したが、バルシムが「2つ金メダルをくれないか」と提案。大会側がこれを認め、2選手はともに喜びを分かち合った。

バルシムは「マルコとシェアできるなんてすばらしい気持ちだ。本当に幸せだ」と語った。

*写真を追加しました。

1日に行われた東京五輪の男子走り高跳び決勝は、カタールとイタリアの2選手が大会運営側と協議の上、ともに金メダルを獲得した。写真はカタールのムタズエサ・バルシム(手前)とイタリアのジャンマルコ・タンベリ。8月1日、東京で撮影(2021年 ロイター/Kai Pfaffenbach)
1日に行われた東京五輪の男子走り高跳び決勝は、カタールとイタリアの2選手が大会運営側と協議の上、ともに金メダルを獲得した。写真はカタールのムタズエサ・バルシム(手前)とイタリアのジャンマルコ・タンベリ。8月1日、東京で撮影(2021年 ロイター/Kai Pfaffenbach)

1日に行われた東京五輪の男子走り高跳び決勝は、カタールとイタリアの2選手が大会運営側と協議の上、ともに金メダルを獲得した。写真はカタールのムタズエサ・バルシムリ。8月1日、東京で撮影(2021年 ロイター/Phil Noble)
1日に行われた東京五輪の男子走り高跳び決勝は、カタールとイタリアの2選手が大会運営側と協議の上、ともに金メダルを獲得した。写真はカタールのムタズエサ・バルシムリ。8月1日、東京で撮影(2021年 ロイター/Phil Noble)

1日に行われた東京五輪の男子走り高跳び決勝は、カタールとイタリアの2選手が大会運営側と協議の上、ともに金メダルを獲得した。写真はイタリアのジャンマルコ・タンベリ。8月1日、東京で撮影(2021年 ロイター/Andrew Boyers)
1日に行われた東京五輪の男子走り高跳び決勝は、カタールとイタリアの2選手が大会運営側と協議の上、ともに金メダルを獲得した。写真はイタリアのジャンマルコ・タンベリ。8月1日、東京で撮影(2021年 ロイター/Andrew Boyers)

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