五輪=ジョコビッチの偉業阻んだズベレフ、「すべては勝てない」

東京2020

30日に行われた東京五輪のテニス男子シングルス準決勝で、世界ランク1位のノバク・ジョコビッチを6─1、3─6、1─6で破ったアレクサンダー・ズベレフ(写真)が、喜びを口にした(2021年 ロイター)
30日に行われた東京五輪のテニス男子シングルス準決勝で、世界ランク1位のノバク・ジョコビッチを6─1、3─6、1─6で破ったアレクサンダー・ズベレフ(写真)が、喜びを口にした(2021年 ロイター)

[東京 30日 ロイター] - 30日に行われた東京五輪のテニス男子シングルス準決勝で、世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)を破ったアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が喜びを口にした。

ジョコビッチは五輪前に行われたウィンブルドン選手権で優勝し、ロジャー・フェデラー(スイス)とラファエル・ナダル(スペイン)と並ぶ四大大会最多20勝を記録。年間で四大大会と五輪を制覇する「ゴールデンスラム」達成を目指していた。

偉業を阻止したズベレフは「ノバクには申し訳ないが、彼はグランドスラムで20勝もし、マスターズなどで550勝はしているだろう。すべて勝つことはできない」とコメント。「彼は史上最高プレーヤーで、グランドスラムの最多勝記録もきっと塗り替えるだろう。この大会で彼に勝つのは不可能に思えたので、今、すごくうれしい」と語った。

6─1、3─6、1─6でジョコビッチに勝利したズベレフは、金メダルをかけてロシア・オリンピック委員会(ROC)のカレン・ハチャノフと対戦する。

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