五輪=韓国女子アーチェリー選手の髪型、「フェミニスト」と非難

東京2020

東京五輪のアーチェリーで金メダルを2つ獲得した韓国女子の安山の髪型が、韓国国内で反フェミニズム感情を引き起こしている。東京で24日撮影(2021年 ロイター/Clodagh Kilcoyne)
東京五輪のアーチェリーで金メダルを2つ獲得した韓国女子の安山の髪型が、韓国国内で反フェミニズム感情を引き起こしている。東京で24日撮影(2021年 ロイター/Clodagh Kilcoyne)

[東京 29日 ロイター] - 東京五輪のアーチェリーで金メダルを2つ獲得した韓国女子の安山の髪型が、韓国国内で反フェミニズム感情を引き起こしている。

安山はインターネット上で、髪型がショートカットであることが非難対象となり「フェミニスト」と呼ばれて罵詈雑言を受けている。これは韓国の若い男性を中心に、反フェミニズム感情が高まっていることが背景にある。

韓国では、フェミニズムや女性の権利を促進する政策に対する反感が高まり、議論が白熱するテーマとなっている。

29日の競技後には、安のコーチが記者団に対して「不要な」質問をしないようにと遮る一幕があったが、これは明らかにその話題を意識したものだった。安自身も、ネット上の反感に関する質問を聞き終える前に「大会に関する質問にのみ答える」と発言している。

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