中国、米駆逐艦の台湾海峡通過を非難 「最大の安全保障リスク」

中国軍は23日、米ミサイル駆逐艦が再び台湾海峡を通過したことを受けて、米国はこの地域において安全保障に最大のリスクをもたらす存在になっていると非難した。写真は誘導ミサイル駆逐艦「カーティス・ウィルバー」。2013年8月撮影。提供写真(2021年 ロイター/U.S. Navy/Mass Communication Specialist 3rd Class Declan Barnes)
中国軍は23日、米ミサイル駆逐艦が再び台湾海峡を通過したことを受けて、米国はこの地域において安全保障に最大のリスクをもたらす存在になっていると非難した。写真は誘導ミサイル駆逐艦「カーティス・ウィルバー」。2013年8月撮影。提供写真(2021年 ロイター/U.S. Navy/Mass Communication Specialist 3rd Class Declan Barnes)

[北京/台北 23日 ロイター] - 中国軍は23日、米ミサイル駆逐艦が再び台湾海峡を通過したことを受けて、米国はこの地域において安全保障に最大のリスクをもたらす存在になっていると非難した。

人民解放軍東部戦区は米駆逐艦が台湾海峡を通過するのを監視し警告を発したとし「米国は意図的に同じ手段を用いて台湾海峡で問題を起こし混乱を招いている」と批判した。

「米国が地域の安全保障に最大のリスクをもたらす存在であることを示している」と指摘し「われわれは断固としてこれに反対する」と強調した。

米海軍第7艦隊によると、アーレイ・バーク級誘導ミサイル駆逐艦「カーティス・ウィルバー」が22日、国際法に基づいて「通常の台湾海峡通過」任務を行った。

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