今日は何の日:5月20日
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新安保条約 自民が単独承認
1960(昭和35)年 自民党が未明の衆院本会議で警官隊を導入して野党議員を排除し、新日米安全保障条約を単独で承認。この年1月、岸信介首相が米アイゼンハワー大統領との間で調印した新安保条約は、日本を防衛する義務を米国が負うことを明記するとともに、日本で米軍が武力攻撃を受けた場合には、日本が米軍を防衛する義務を負うと規定し、平等相互の援助条約となった。日本の安全または極東の平和と安全への脅威が生じた場合に協議する「極東条項」も盛り込んだ。野党や文化人が、事実上の日米軍事同盟であり、極東条項は日本をアジアの紛争に巻き込むとして、大学生や労働者らにも呼び掛けて大規模な安保反対運動を展開した。
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その他の出来事
うま味調味料「味の素」発売
1909(明治42)年 鈴木製薬所(現・味の素)が「味の素」を発売。東京帝国大の池田菊苗教授が昆布だしの味の成分がグルタミン酸であることを発見。グルタミン酸を原料としたうま味調味料の製造方法の特許を取得し、鈴木製薬所に事業化を依頼した。
成田空港、難産の末やっと誕生
1978(昭和53)年 飽和状態となった東京国際空港(羽田)から国際線を引き継ぐ新東京国際空港(成田)が開港。地元農民や学生らの激しい抵抗で、66年の着工から大幅に遅れての開業。しかも、4000メートルのA滑走路1本による部分開港だった。2002年にB滑走路が2180メートルで暫定供用され、計画通り2500メートルになったのは09年だった。
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初の外国人関取高見山が引退
1984(昭和59)年 ハワイ・マウイ島出身で外国人では初の関取となった高見山が引退。気さくな人柄、慣れない異郷で相撲道に精進する姿が人気を呼び、「ジェシー」の愛称で親しまれた。72年7月場所では外国人力士で初めて優勝。最高番付関脇。80年に日本国籍を取得し、日本名は渡辺大五郎。引退後は年寄・東関を襲名し、後に審判委員を務めた。弟弟子になる小錦を自らスカウトし、弟子の曙を横綱まで育てるなど、師匠としても大相撲に貢献した。
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旭天鵬、37歳で初優勝 平幕対決制す
2012(平成24)年 大相撲5月場所で、西前頭7枚目、37歳の旭天鵬が、東前頭4枚目の栃煌山と史上初の平幕同士の優勝決定戦を制し初優勝。初優勝の最高齢記録更新。92年に初のモンゴル人力士として来日、入門から20年目だった。2005年に日本国籍を取得。最高位関脇。
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夏の甲子園 戦後初の中止決定
2020(令和2)年 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、日本高等学校野球連盟が夏の甲子園大会の中止を決定した。中止は79年ぶり。
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4月訪日客2900人 前年比99.9%減
2020(令和2)年 日本政府観光局が発表した4月の訪日外国人数が前年同月比99.9%減の2900人で、1964年の統計開始以降初めて単月で1万人を割り込んだ。
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ゼレンスキー大統領、広島サミットにサプライズ参加
2023(令和5)年 ウクライナのゼレンスキー大統領がG7広島サミットに参加するため、広島空港に到着した。当初はオンラインで参加する予定だった。大統領は各国首脳と会談した。