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〈1998年の今日〉1月9日 : 卑弥呼の鏡? 三角縁神獣鏡32面出土

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1998(平成10)年 奈良県立橿原考古学研究所は、天理市の前方後円墳・黒塚古墳(3世紀後半)から三角縁神獣鏡(さんかくえんしんじゅうきょう)32面が出土したと発表。

邪馬台国の女王卑弥呼は中国の魏に貢物を贈り、その返礼として100枚の銅鏡を授かったと言われる。32面もの鏡が出土したことで、「邪馬台国大和説」論者はこの発見に大いに盛り上がった。

ちなみに、日本各地で出土した三角縁神獣鏡はこれまでに430面以上に上っており、どこで作られ、誰が所有していたのかは謎のベールに包まれている。

黒塚古墳から発見された32枚の三角縁神獣鏡(さんかくぶちしんじゅうきょう)(奈良・天理市)
黒塚古墳から発見された32枚の三角縁神獣鏡(さんかくぶちしんじゅうきょう)(奈良・天理市)

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バナー写真:出土した三角縁神獣鏡(奈良県檀原市・檀原考古学研究所 / 時事)

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