小学生の6割超は「ネッ友」がいる―ニフティ調査 : つながるきっかけは「ゲーム」
教育 家族・家庭 社会
今の小中学生は赤ちゃんの頃からスマートフォンに慣れ親しんだスマホネイティブ世代。彼らにとっては、オンライン上の世界も大切な居場所なのかもしれない。
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ニフティ(本社・新宿区)が子ども向けサイト「ニフティキッズ」の訪問者に、インターネット上の「ネッ友」についてアンケート調査を実施、2457人から回答を得た。
小学生の64.1%、中学生の74.6%が「ネッ友がいる」と回答。
「ネッ友」と知り合ったきっかけは、小学生は「ゲーム」51.5%が断トツで、2位の「LINEオーブンチャット」15.4%とはトリプルスコア以上の差がついた。一方、中学生は「ゲーム」38.0%、「LINEオープンチャット」35.8%と上位2つに大きな開きがなく、ゲーム以外にも世界が広がっている様子がうかがえる。
「ネッ友とリアルな友達、居心地が良いのはどちら?」の質問に対して、小学生は「リアル友」56.1%がやや優勢。一方、中学生は「ネッ友」「リアル友」が半々だった。
「リアル友が居心地が良い」理由としては、「信頼できる」「直接会って話せる」「相手のことをよく知っている」が上位。一方、「ネッ友が居心地が良い」のは、「年齢関係なく仲良くなれる」「素の自分を出せる」「直接の関わりがないからこそ相談できる」を理由に挙げる人が多かった。
また、「ネッ友」との関係でいやな思いをしたことが「ある」人は25.8%。「ありもしないうわさを流されてLINEのオープンチャットで色々な人から責められた」「君の小学校を知っているよと脅された」「同い年と言っていたのに、電話をしたら、実はおじさんだった」など、子ども一人では対処しきれないような事態に遭遇しているケースもあるようだ。
バナー写真 : PIXTA