印象に残ったニュースは羽生結弦のプロ転向―笹川スポーツ財団調査 : 活躍した選手は、今年も大谷！
スポーツ 社会
史上初のクワッドアクセル（4回転半）を成功させ、五輪3連覇を果たしていれば、2022年のスポーツ重大ニュースのトップになっていたに違いない。しかし、それが実現しなくともトップニュースは羽生結弦選手。
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2022年2月に開催された北京五輪、3月のパラリンピック大会は、チケットの一般販売が見送られ、コロナ禍3年目もスポーツにとっての受難は続いた。それでも、4年に一度の熱い戦いは私たちに興奮と感動をもたらしてくれた。
国内では、2020-21年は軒並み中止や無観客開催に追い込まれたスポーツイベントが、少しずつ正常化し、生で観戦する楽しさ、参加する喜びが戻ってきた。
笹川スポーツ財団が2022年11月末～12月上旬にかけて実施したウェブアンケートで、今年のスポーツ重大ニュースを聞いたところ、トップはソチ・平昌五輪の連覇など数々の偉業を成し遂げたフィギュアスケートの羽生結弦選手のプロ転向。トップ10のうち4項目でフィギュアスケート関連だった。
活躍したスポーツ選手として選ばれたのは、昨年に引き続き、メジャーリーグエンゼルスの大谷翔平選手。二刀流での快進撃は続き、2桁勝利と2桁本塁打をベーブ・ルース依頼104年ぶりに達成した。
スポーツ10大ニュース
| 1 | 【フィギュアスケート】羽生結弦がプロ転向を表明 |
|---|---|
| 2 | 【北京2022】フィギュアスケートで男子シングルで鍵山優真が銀、宇野昌磨が銅、女子シングルで坂本香織が銅メダル獲得 |
| 3 | 【世界フィギュア】男子シングルで宇野昌磨が優勝、鍵山優真が2位、女子シングルで坂本香織が優勝 |
| 4 | 【北京2022】スノーボードのハーフパイプで、ソチと平昌の銀メダリスト平野歩夢が金獲得 |
| 5 | 【体操】個人総合で五輪連覇、世界選手権6連覇などの偉業を残した内村航平が引退 |
| 6 | 【ロシアのウクライナ侵攻】北京2022、サッカーW杯予選など多くの国際大会にロシア不出場 |
| 7 | 【サッカーW杯】予選リーグで日本が4度の優勝を誇るドイツに2-1で逆転勝利 |
| 8 | 【北京2022】フィギュアスケートでロシアのワリエワが禁止薬物の陽性反応が出るも出場し物議 |
| 9 | 【メジャーリーグ】エンゼルス・大谷翔平が1918年のベーブ・ルース以来となる2桁勝利と2桁本塁打達成 |
| 10 | 【スピードスケート】平昌2018五輪の金メダリスト・小平奈緒が引退 |
出所 : 笹川スポーツ財団
2022年活躍したと思うアスリート
| 1 | 大谷翔平（野球） |
|---|---|
| 2 | 平野歩夢（スノーボード） |
| 3 | 宇野昌磨（フィギュアスケート） |
| 4 | 国枝慎吾（車いすテニス） |
| 5 | 坂本香織（フィギュアスケート） |
| 6 | 村上宗隆（野球） |
| 7 | 高木美帆（スピードスケート） |
| 8 | 佐々木朗希（野球） |
| 9 | 鍵山優真（フィギュアスケート） |
| 10 | 小林陵侑（スキー） |
出所 : 笹川スポーツ財団
アンケート調査は11月28日～12月日にウェブ上で実施。投票総数5216票を集計した。
バナー写真 : 左から大谷翔平選手、平野歩夢選手、宇野昌磨選手（ロイター）