絶対に行きたくなる茨城 : 恐るべし“魅力度最下位” の吸引力
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神磯の鳥居(大洗磯前神社)/ 東茨城郡大洗町
大洗磯前(いそさき)神社は856(斉衡3)年の創建と伝わる古社。神が降臨したとされる神社の目の前にある磯に立つ鳥居は、パワースポットとしても、絶景撮影ポイントとしても人気。波が砕け散る鳥居の彼方から昇る太陽はエネルギーに満ちて、神々しい。毎年、元旦には神職が神磯に降り立ち、初日の出を奉拝する。
国営ひたち海浜公園 / ひたちなか市
茨城県ひたちなか市の太平洋岸にあり、四季折々に彩り豊かな花々を楽しめる公園。秋は丸くモコモコとしたコキアが赤く紅葉して美しい。コキアとコスモスと青い海と青い空。思わず深呼吸したくなる。海抜100mからの眺望を楽しめる大観覧車や、林間アスレチック広場、バーベキュー広場など子ども連れでも楽しめる施設が充実。
袋田の滝 / 久慈郡大子町
華厳の滝(栃木県日光市)、那智の滝(和歌山県那智勝浦町)と並ぶ「日本三名瀑」の1つ。高さ120メートル、幅73メートルの巨大な滝。「四度の滝」の異名は、岩壁を4段に落下するためとも、この地を訪れた西行法師が「四季に一度ずつ来てみなければ真の風趣味わえない」と絶賛したためともいわれる。
季節ごとに異なる表情を見せる滝は、西行の言葉通り、何度も訪れたくなる。冬の寒さが厳しい年に滝全体が氷つく「氷瀑」は、時が止まったかのような神秘的な光景。
(暖冬傾向もあり、毎年、凍るわけではない。観光いばらきサイトが凍結情報を発信している)
偕楽園 / 水戸市
兼六園(金沢市)、後楽園(岡山市)と並ぶ「日本三名園」の1つ。江戸時代、水戸藩九代藩主・徳川斉昭(なりあき)が造園、領内の民と偕(とも)に楽しむ場にしたいと願いを込めて名付けられたという。
園内には約100品種3000本の梅が植えられ、毎年2月下旬から3月中旬にかけての「梅まつり」は多くの観光客でにぎわう。
筑波山 / つくば市
男体山(871メートル)と女体山(877メートル)の2つの峰を持つ霊峰。日本百名山の中で最も標高が低く、初心者や家族連れでも楽しめるハイキングコースもある。ロープウェーやケーブルカーを利用して、無理なく気軽に山頂からの眺望を楽しむのもよし。晴れた見通しの良い日には、遠く東京や富士山が望める。
霞ケ浦 / かすみがうら市、土浦市、行方市など
琵琶湖(滋賀県)に次ぐ全国で2番目の大きさを誇る湖で、茨城県の面積の3分の1を占める。もともとは海の入り江だったが、近世初頭に利根川の流れを変える利根川東遷工事などを経て霞ケ浦の河口がせき止められ、現在のような形になった。
明治期から昭和40年代初頭にかけては、9メートル、幅16メートルもの巨大な帆を張った帆ひき船でワカサギやシラウオ漁が行われていた。現在はエンジンを積んだトロール船が漁を担うが、帆ひき船は夏から秋にかけての観光船としてその姿を残している。
牛久大仏 / 牛久市
台座20メートル、像高100メートルの巨大な大仏。青銅製立像としては世界最大で、ギネスブックに登録されている。台座を除いた像高だけでも、自由の女神(40メートル)の2.5倍もある。
バナー写真 : 天空の鳥居(大洗・磯前神社の鳥居)