東京23区内で震度1以上を観測した地震 : 震度1~3は日常茶飯事
気象・災害 防災
10月7日夜、東京都内ではスマートフォンの緊急地震速報が一斉にビービーと鳴り響き、大きな横揺れに襲われた。震度3くらいまでにはすっかり慣れっこの都民も、久々の大きな揺れにドキリとした。こんな時にこそ、気持ちを引き締めて、日頃の備えを確認しておきたい。
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2021年10月7日午後10時41分ごろ、千葉県北西部を震源とする地震で東京都足立区で震度5強、大田区で震度5弱の揺れを観測した。東京都内で震度5強を記録したのは、2011年3月11日の東日本大震災以来、10年以上ぶり。
気象庁の地震データベースから、2011年10月以降の東京23区内で震度1以上を観測した地震を抽出、月別のグラフを作成した。
2014年5月5日、伊豆大島近海を震源とする地震で千代田区で震度5弱の揺れがあり、震度5以上は今回と合わせて2回。震度4(黄色)はそれほど頻度は高くないが、震度3は年に数回~10回程度、震度1や2はほとんど日常茶飯事となっている。
(2011年3月は震度1以上を333回観測するなど、東日本大震災直後は極端に回数が多かった。縦軸を高くすると最近の動向が分かりづらくなるため、余震がある程度落ち着いた11年10月以降をグラフ化した)
バナー写真 : PIXTA