西日本屈指の高原リゾート「蒜山高原」:岡山の自然・景観(5)
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蒜山高原(ひるぜんこうげん)
牧歌的な草原が広がるリゾートエリア
岡山県真庭市北部にある蒜山高原は、上蒜山、中蒜山、下蒜山と呼ばれる蒜山三座の麓に広がる標高500~600メートル、東西20キロ、南北10キロのエリアだ。英国ジャージー島原産のジャージー牛の酪農が盛んで、緑豊かな牧草地が広がる西日本有数の高原リゾートである。一帯は大山隠岐国立公園に含まれている。
ぜひ訪れたいのが、ジャージー牛の育成や乳製品の製造をする蒜山酪農の直営施設「ひるぜんジャージーランド」。牛たちと触れ合うことや乳製品の工場見学ができ、今や全国ブランドとなった「蒜山ジャージーヨーグルト」など人気商品が並ぶショップで土産物が購入できる。4月下旬から11月中旬にかけて放牧が行われ、のどかな高原風景を眺めながらの散策も楽しい。
その他にも、蒜山高原産の山ブドウを使ったワインを醸造する「ひるぜんワイナリー」や、季節のハーブや花々が栽培される広大な「蒜山ハーブガーデン ハービル」など観光施設が充実。1周約30キロの蒜山高原自転車道が整備され、レンタサイクル施設も6カ所あるので手軽にサイクリングが楽しめる。冬には「ひるぜんベアバレースキー場」も営業するので、年間を通じてリゾートライフが堪能できる。
●交通アクセス
JR中国勝山駅から真庭市コミュニティーバス約80分
編集協力:公益社団法人 岡山県観光連盟
岡山県の観光情報ポータルサイト:岡山観光WEB「韮山高原」紹介ページ
(バナー写真: 冬の蒜山高原)