【日本100名城®】群馬県・箕輪城
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旅 歴史
箕輪城は1500年ごろに長野氏の本拠地として築城された平山城。有力武将の勢力範囲の境界に位置しており、16世紀には武田、織田、北条、徳川といった有力な戦国武将が奪い合い、頻繁に城主が変わった。
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群馬県・箕輪城
- 築城年:1500年ごろ
- 初代城主:長野業尚(ながの・なりひさ)
- 主な見どころ:郭馬出西虎口門(復元)、三の丸石垣
- 料金: 無料
- 所在地:群馬県高崎市箕郷町東明屋
- 公式HPなど:箕輪城跡(高崎市の文化財)
有力な戦国武将が奪い合った名城
箕輪城は榛名山東南麓の丘陵と周囲の平地部を含んだ平山城で、面積は約36ヘクタールに及ぶ。1500年前後にこの地を支配していた長野業尚が築城したといわれている。その後、1566年に武田信玄(たけだ・しんげん)の攻撃で長野氏が滅ぶと、有力武将による侵攻が相次ぎ、1582に織田氏、北条氏、1590年に徳川氏と城主が入れ替わった。1598年に徳川方から城主に任じられた井伊直政(いい・なおまさ)が、城を高崎に移したことで、箕輪城は廃城となった。
高崎市による発掘調査の結果、井伊直政の時代の城の様子が明らかになり、2016年から伝統的工法で復元された郭馬出西虎口門が公開されている。
群馬県の城
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バナー写真:箕輪城跡(PIXTA)